i-dio Wi-Fiチューナー
2011年7月に終了した、テレビのアナログ放送の周波数帯を使った新たな放送サービスが開始されるようです。
「i-dio」というサービス名称ですが、テレビ放送で使われていたVHF帯の低い方(1から3チャンネルあたり)のVHF-Lowといわれる周波数帯を使用するそうです。
この放送サービスは、サービス提供会社が映像、音声、データなどのデジタル放送を飛ばして、ユーザは手元の受信機で受けるという形。
受信機はスマートフォン組み込みの形態や、受信機(チューナー)型の端末等があるようです。
このうち、受信機型の端末を、モニター募集しているということで、2016年が明けて間もなく、応募しました。
2月末締め切りの5万人のモニター募集ということで、かなりの確率であたりそうかなと思っていた処、締め切り前にモニター用のチューナー端末が送られてきました。
箱の中には、端末と取り扱い説明書のみというシンプルな構成でした。
端末はUSB充電を行うようですが、アダプターは同梱されておらず、「持ってるやつを使ってね」ということらしい。
ちょっと大きさがわかりにくいので、手元にあったボールペンと比較してみました。
このチューナーでi-dio放送の電波を受信し、手持ちのスマートフォンにWi-Fi経由で転送し、画像なり、音楽なりを楽しむという形です。
したがって、チューナーだけでは何の役にも立ちません。
通常、本放送前には試験放送をやられるのが常なので、もしやと思ってみましたが、このチューナーで使えるiphoneアプリはcoming soonということで試すことはできていません。
i-dioでは車向けの交通・気象情報をはじめ、音楽ではハイレゾクラスの放送も予定しているそう。
放送開始は3月からということで、そのときを楽しみにしたいと思います。
なお、チューナーのモニター募集は2月末(第一期)なので、今からの応募でも間に合いますよ(2月10日現在)。
ただし、モニターなので簡単なアンケートに答えなければならないことと、当初の放送エリアは東京・大阪・福岡と限られているようなので、注意してください。
新しい放送サービスは過去にもいくつか立ち上がっては消えを繰り返していますので、このサービスは息の長いものにしてほしいものです。