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Posted by on Jul 28, 2013 in YAESU

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YAESU FRG-7

YAESU FRG-7

八重洲無線の受信機のラインアップとしては先のFR-101シリーズしかなかった頃、BCLがブームとなり廉価版の受信機として登場したのがこのFRG-7。

ICF-5800の限界が見え始め、次は通信機型がいいなと思っていた頃に出会ったのが前述のFR-101でしたが、高価すぎましたので、もう少し現実的なハードルの機種がTRIOのR-300、ドレークのSSR-1、そしてこの八重洲 FRG-7でした。前面パネルの色からも玩具っぽく見えたSPR-1(白)、R-300(黒)より、憧れだったFR-101に近く通信機臭さの残るFRG-7に決めるのに時間はかからなかった気がします。
この機種を買ってから本格的なDXが始まったといっても良いでしょう。当時、日本語放送を行っていた局は言うに及ばず、覚えたての英語で聞いたRadioNederland(オランダ)、SBC-Swiss Broadcasting Corporation(スイス)、ORF-Radio Austria(オーストリア)、RAI-Radio All Italy(イタリア)、Radio Sweden(スエーデン)、Radio Prague(旧チェコスロバキア)等のヨーロッパ局を中心に、北米のCBC-Canada Broadcasting Corporation(カナダ)や南アジアのAIR-All India Radio(インド)果てはRSA-Radio South Africa(南アフリカ)等全世界が聞けるような感じでした。当時の自宅は木造だったことも幸いし、あまり良いアンテナでなかったのですが、この程度の局まで入感したものです。
購入したモデルはFINE TUNINGがないマイナーチェンジ前の前期型といわれるものです。中を見ると案外スカスカな感じで少し拍子抜けでした。

FRG-7 Inside

本機は電池駆動ができ、背面の左側には大きな電池ボックス用の“ふた”があります。電池使用の際は単一乾電池が8本も必要となり実用的ではないのでやったことはありません。この電池ボックスが筐体の中の1/4~1/5程度を占めていそうです。
また、右下側はアンテナ端子ですが、M型コネクタの他にフィーダ線用の端子があるのが廉価版の証しです。この端子のMW(BC)側とSW側をコンデンサでつないでやると感度が上昇するのです。

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